【気象警報・注意報】宮崎市

2019年03月30日10時39分 発表
強風注意報が発表されました。

【宮崎市】
 強風注意報

【風】
 注意期間: 30日夕方から31日昼前にかけて 以後も続く
 ピークは31日未明
 西の風
  海上11メートル

【火山情報】

2019年03月29日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月25日から3月29日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しています。
 
 硫黄山の南側の噴気地帯では、噴気が200mまで上がるなど活発な噴気・熱泥噴出活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が50mまで上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。
 
 26日に、海上自衛隊第1航空群の協力により実施した上空からの観測では、硫黄山の南側の噴気地帯での活発な噴気活動のほか、硫黄山周辺の噴気活動も続いていることを確認しました。
 
 硫黄山付近では、火山性地震は少ない状態で経過しています。浅い所を震源とする低周波地震が時々発生しています。火山性微動は観測されていません。また、硫黄山周辺でも火山性地震が時々発生しています。
 
 3月25日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震       火山性微動
  3月25日       5回 ( 3回)    0回
    26日       5回 ( 5回)    0回
    27日       4回 ( 2回)    0回
    28日       3回 ( 2回)    0回
    29日15時まで  1回 ( 1回)    0回
                 ()内はごく微小な地震
 
 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で伸びの傾向が1月頃から鈍化もしくは停滞しています。霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。
 
 硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4月1日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月29日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月25日から3月29日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 26日に、海上自衛隊第1航空群の協力により実施した上空からの観測では、火口及びその周辺の噴気等の状況には特段の変化は認められませんでした。
 
 噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
 
 3月25日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震   火山性微動
  3月25日         1回      0回
    26日         0回      0回
    27日         2回      0回
    28日         4回      0回
    29日15時まで    1回      0回
 
 GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4月1日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月29日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月25日から3月29日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が3回発生しました。噴煙は最高で火口縁上1600mまで上がりました。また、同火口では、高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。
 
 26日に、海上自衛隊第1航空群の協力により実施した上空からの観測では、昭和火口底からわずかな噴気が上がるのを確認しました。南岳山頂火口では、噴煙に覆われて火口内の状況は確認できませんでした。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動が時々発生しました。
 
 3月25日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動    爆発
  3月25日       10回    1回    0回
    26日       20回    0回    0回
    27日        7回    0回    0回
    28日       10回    3回    0回
    29日15時まで   0回    6回    0回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは、わずかながら継続しています。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4月1日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。