2019年05月17日16時10分 発表
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
新燃岳では、5月10日から火山性地震が概ねやや多い状態で経過しています。
今後の火山活動の推移に留意して下さい。
【火山活動の状況】
新燃岳では、5月10日から火口直下を震源とする火山性地震が概ねやや多い状態で経過しています。
5月12日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
12日 13回 0回
13日 8回 0回
14日 5回 0回
15日 10回 0回
16日 11回 0回
17日16時まで 1回 0回
火山性地震はやや増加していますが、他の観測データに火山活動の活発化を示す兆候は認められません。
【防災上の警戒事項等】
活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。
次の火山の状況に関する解説情報は、20日(月)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。