2019年12月30日16時00分 発表
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
新燃岳では、火山性地震が一時的に増加し、火山活動がやや高まった状態となっています。
【火山活動の状況】
新燃岳では、12月26日から28日にかけて、火口直下を震源とする火山性地震がやや増加しましたが、その後は少ない状態で経過しています。
12月26日からの火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震
26日 16回
27日 7回
28日 10回
29日 0回
30日15時まで 0回
傾斜計等の観測データに特段の変化は認められません。
新燃岳では、火山性地震が一時的に増加し、火山活動がやや高まった状態となっていることから、今後の情報に注意してください。
【防災上の警戒事項等】
活火山であることから、新燃岳火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
次の火山の状況に関する解説情報は、令和2年1月3日(金)16時頃に発表の予定です。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。