2021年03月01日11時10分 発表
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
新燃岳では火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなりました。
【火山活動の状況】
新燃岳では2018年6月28日以降、噴火は発生していません。
火口直下を震源とする火山性地震が2020年12月18日から増加し、多い状態となりました。その後、地震回数は2021年1月から次第に減少し、2月以降は少ない状態です。
2月4日及び19日に山麓で実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量は、それぞれ100トン及び検出限界未満で、特段の変化は認められません。
新燃岳火口西側斜面の割れ目では、噴気活動の活発化や地熱域の拡大はみられていません。
新燃岳近傍の傾斜計では、山体膨張を示す変化はみられていません。
霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられるGNSS連続観測の基線の伸びは2019年2月以降認められません。
これらのことから、新燃岳火口周辺に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、本日(1日)11時00分に噴火警報を解除しました。
【防災上の警戒事項等】
活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
噴火警報の解除に伴い、今回の一連の火山の状況に関する解説情報の発表はこれで終了します。
なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。