2019年05月15日16時10分 発表
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
新燃岳では、5月10日から火山性地震がやや増加しましたが、13日以降次第に減少しました。
【火山活動の状況】
新燃岳では、5月10日から火口直下を震源とする火山性地震がやや増加しましたが、13日以降次第に減少しました。
5月9日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
9日 2回 0回
10日 11回 0回
11日 12回 0回
12日 13回 0回
13日 8回 0回
14日 5回 0回
15日00時から16時まで 5回 0回
他の観測データに特段の変化は認められません。
新燃岳では、火山活動の活発化を示す兆候は認められなくなりました。
【防災上の警戒事項等】
活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。