2019年05月20日16時00分 発表
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
新燃岳では、5月10日から火山性地震がやや増加しましたが、17日以降減少しています。
【火山活動の状況】
新燃岳では、5月10日から火口直下を震源とする火山性地震がやや増加しましたが、17日以降減少しています。
5月15日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
火山性地震 火山性微動
15日 10回 0回
16日 11回 0回
17日 1回 0回
18日 1回 0回
19日 1回 0回
20日15時まで 0回 0回
本日(20日)、白色の噴煙が火口縁上700mまで上がりました。
地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。
【防災上の警戒事項等】
活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。
火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。