【火山情報】

2019年10月21日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月18日から21日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が12回発生し、このうち7回が爆発でした。

 19日10時29分と19時05分の爆発では噴煙が火口縁上3000mまで上がりました。弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で5合目(南岳山頂火口より1000mから1300m)まで達しました。また、同火口では、期間を通じて夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
  
 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、桜島の隆起・膨張を示すゆるやかな変動がみられています。
 
 火口付近の火山性地震は、少ない状態で経過しています。噴火に伴う火山性微動が発生しています。
 
 10月18日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
 10月18日       44回   27回   3回
    19日       27回    7回   3回
    20日       15回   11回   1回
    21日15時まで   3回    0回   0回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、25日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年10月18日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月15日から18日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が10回発生し、このうち7回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上3000mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で6合目(南岳山頂火口より800mから1100m)まで達しました。また、同火口では、夜間に時々高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 10月15日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり2800トンと前回(10月11日、2100トン)と同様に多い状態でした。
 
 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、桜島島内の隆起・膨張を示すゆるやかな変動がみられています。
 
 火口付近の火山性地震は、少ない状態で経過しています。おもに噴火に伴う火山性微動が観測されています。
 
 10月15日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
 10月15日       21回    7回   2回
    16日       17回   16回   2回
    17日       49回   46回   0回
    18日15時まで  29回   11回   3回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、21日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年10月15日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月11日から15日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が18回発生し、このうち10回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上2300mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で4合目(南岳山頂火口より1300mから1700m)まで達しました。また、同火口では、13日まで夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 10月11日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり2100トンと前回(10月1日、2000トン)と同様に多い状態でした。
 
 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、桜島島内の隆起・膨張を示す変動が継続しています。また、10月13日には火口直下のわずかな膨張を伴う火山性地震が発生しています。
 
 火口付近の火山性地震は10日頃から増加し、引き続き概ねやや多い状態で経過しています。おもに噴火に伴う火山性微動が観測されています。
 
 10月11日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
 10月11日       56回    6回   0回
    12日       70回   10回   2回
    13日       41回    0回   3回
    14日       37回    5回   3回
    15日15時まで  16回    6回   2回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年10月11日16時10分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月7日から11日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が4回発生し、このうち3回が爆発でした。噴煙は最高で火口縁上2700mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で7合目(南岳山頂火口より600mから900m)まで達しました。また、同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、8日20時頃から山体隆起・膨張の傾向がみられていましたが、10日22時頃から11日04時頃までの空振を伴う断続的な微動の発生に伴い、沈降・収縮の傾向に転じました。その後は再び山体隆起・膨張の傾向がみられています。
 
 火山性地震は10日頃から増加しています。
 
 10月7日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
 10月 7日        4回    0回   1回
     8日        3回    0回   0回
     9日       10回    1回   1回
    10日       37回   16回   1回
    11日15時まで  35回    4回   0回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(火)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年10月08日16時00分 発表

 本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(令和元年9月)を発表しました。その概要は以下のとおりです。詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

【火山活動の状況】
 警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません。
 箱根山では、大涌谷周辺の想定火口域に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、10月7日(期間外)に噴火予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山であることに留意)へ引き下げました。ただし、大涌谷周辺の想定火口域では活発な噴気活動が続いていますので、火山灰等の突発的な噴出現象に注意する必要があります。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2019年10月07日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月4日から10月7日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、爆発が2回発生しました。噴煙は最高で火口縁上2400mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で6合目(南岳山頂火口より800mから1100m)まで達しました。また、同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。

 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、9月17日頃から緩やかな山体隆起・膨張の傾向がみられています。

 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。

 10月4日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
 10月 4日        8回    0回   0回
     5日       10回    0回   0回
     6日        2回    0回   1回
     7日15時まで   3回    0回   1回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年10月04日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月30日から10月4日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、10月3日0時55分に爆発が発生し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が5合目(南岳山頂火口より1000mから1300m)まで達しました。噴煙の状況は雲のため確認できませんでした。

 南岳山頂火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。

 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、9月17日頃から緩やかな山体隆起・膨張の傾向がみられています。

 10月1日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり2000トンと前回(9月25日、2300トン)と同様に多い状態でした。

 火山性地震は少ない状態で経過しています。振幅の小さな火山性微動が時々発生しました。
 9月30日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
  9月30日        5回    0回   0回
 10月 1日        8回    0回   0回
     2日       20回    0回   0回
     3日       11回    0回   1回
     4日15時まで   6回    0回   0回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、7日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年09月30日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月27日から9月30日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しました。また、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。

 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、9月17日頃から緩やかな山体隆起・膨張の傾向がみられています。

 火山性地震は少ない状態で経過しています。振幅の小さな火山性微動が時々発生しました。

 9月27日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
  9月27日       10回    6回   0回
    28日       10回    0回   0回
    29日        3回    0回   0回
    30日15時まで   4回    0回   0回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、10月4日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年09月27日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月24日から9月27日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しています。また、夜間に高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。

 9月25日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり2300トンと前回(9月4日、1100トン)より増加し、多い状態でした。

 島内に設置している傾斜計及び伸縮計では、9月17日頃から緩やかな山体隆起・膨張の傾向がみられています。

 火山性地震は少ない状態で経過しています。噴火に伴う火山性微動が時々発生しました。

 9月24日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
  9月24日       21回    4回   0回
    25日        3回    0回   0回
    26日       21回   27回   0回
    27日15時まで   8回    6回   0回
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が多い状態であることや山体膨張と考えられる地殻変動がみられていることから、今後も活発な噴火活動が継続する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、30日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年09月24日16時20分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 9月20日から9月24日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。

 南岳山頂火口では、噴火が5回発生し、このうち3回が爆発でした。20日16時04分の爆発では、噴煙が火口縁上3400mまで上がって雲に入り、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で8合目(南岳山頂火口より500mから700m)まで達しました。

 南岳山頂火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。

 火山性地震は少ない状態で経過しています。噴火に伴う火山性微動が発生しました。
 
 9月20日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動   爆発
  9月20日       20回   16回   2回
    21日       24回   11回   1回
    22日        8回   14回   0回
    23日       29回   51回   0回
    24日15時まで  19回    4回   0回
 
 GNSS連続観測では、2019年2月以降、桜島島内の観測データに特段の変化は認められず、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びも2019年2月頃から停滞しています。しかし、それ以前の長期にわたる伸びは解消されていないことから、姶良カルデラの地下深部では、依然マグマが蓄積した状態が継続していると考えられます。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。