【火山情報】

2019年03月04日16時10分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 3月1日から3月4日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が5回発生し、このうち3回が爆発でした。噴煙が最高で火口縁上2300mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で6合目(南岳山頂火口より800mから1100m)まで達しました。また同火口では、高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。継続時間の短い火山性微動が発生しました。
 
 3月1日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動    爆発
  3月 1日        8回    2回    2回
     2日        1回    1回    0回
     3日        3回    0回    1回
     4日15時まで   1回    0回    0回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは、わずかながら継続しています。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月04日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月1日から3月4日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しています。
 
 硫黄山の南側の噴気地帯では、噴気が100mまで上がるなど活発な噴気・熱泥噴出活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が70mまで上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。
 
 硫黄山付近では、火山性地震は少ない状態で経過しています。浅い所を震源とする低周波地震が時々発生しています。火山性微動は観測されていません。また、硫黄山周辺でも火山性地震が時々発生しています。
 
 3月1日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震       火山性微動
  3月 1日       5回 ( 4回)    0回
     2日       3回 ( 3回)    0回
     3日       4回 ( 4回)    0回
     4日15時まで  0回 ( 0回)    0回
                 ()内はごく微小な地震
 
 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で伸びの傾向が続いています。また、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。
 
 硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月04日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 3月1日から3月4日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
 
 火山性地震は多い状態で経過していましたが、2日以降少なくなっています。火山性微動は観測されていません。
 
 噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
 
 3月1日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震   火山性微動
  3月 1日        12回      0回
     2日         9回      0回
     3日         8回      0回
     4日15時まで    0回      0回
 
 GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月01日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月25日から3月1日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しています。
 
 硫黄山の南側の噴気地帯では、噴気が200mまで上がるなど活発な噴気・熱泥噴出活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が70mまで上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。
 
 硫黄山付近では、火山性地震は概ね少ない状態で経過しています。浅い所を震源とする低周波地震が時々発生しています。火山性微動は観測されていません。また、硫黄山周辺でも火山性地震が時々発生しています。
 
 2月25日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震       火山性微動
  2月25日       4回 ( 3回)    0回
    26日       3回 ( 1回)    0回
    27日      11回 ( 7回)    0回
    28日       0回 ( 0回)    0回
  3月 1日15時まで  3回 ( 2回)    0回
                 ()内はごく微小な地震
 
 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で伸びの傾向が続いています。また、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。
 
 硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月01日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月26日から3月1日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
 
 火山性地震は引き続き多い状態で経過しています。また、浅い所を震源とする低周波地震が発生しました。火山性微動は観測されていません。
 
 噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
 
 2月26日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震    火山性微動
 2月26日         58回       0回
   27日         42回       0回
   28日         21回       0回
 3月 1日15時まで     6回       0回
 
 GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年03月01日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 2月25日から3月1日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が引き続き発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、活発な噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、噴火が6回発生し、このうち4回が爆発でした。噴煙が最高で火口縁上2300mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石は最大で6合目(南岳山頂火口より800mから1100m)まで達しました。また同火口では、高感度の監視カメラで火映を時々観測しました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。継続時間の短い火山性微動が発生しました。
 
 2月25日からの火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動    爆発
  2月25日        2回    0回    0回
    26日        3回    0回    0回
    27日       10回    0回    2回
    28日        3回    0回    0回
  3月 1日15時まで   8回    2回    2回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは、わずかながら継続しています。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年02月27日18時00分 発表

本日、第143回火山噴火予知連絡会において、前回(第142回、平成30年10月31日)以降の全国の火山活動について以下のとおり評価を行いました。また、参考として気象庁が発表している噴火警報・予報(噴火警戒レベル)についても併せてお知らせします。

【火山活動の状況】
桜島
桜島の南岳山頂火口では活発な噴火活動が継続していましたが、1月中旬頃から噴火活動がやや低下しています。しかし、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は概ね多い状態が続いていることなどから、今後も南岳山頂火口を中心に、噴火活動が継続すると考えられます。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

口永良部島
新岳火口では2018年10月21日にごく小規模な噴火が発生し、同程度の噴火は断続的に12月13日まで続きました。その後、2018年12月18日や1月17日に火砕流を伴う噴火が発生しました。
このように、口永良部島ではやや規模の大きな噴火を繰り返しており、今後も火砕流を伴う噴火が繰り返される可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。

吾妻山
2018年5月頃から、大穴火口付近の隆起・膨張を示す地殻変動が継続しています。7月22日の火山性微動発生以降、地殻変動の変化率が増加するとともに、火山性微動が繰り返し発生し、大穴火口付近浅部の地震活動が活発化しています。火山ガスの濃度比(二酸化硫黄/硫化水素)上昇や地熱域の拡大も観測されています。火山活動の高まった状態が継続しており、今後、小規模な噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
大穴火口から概ね1.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

草津白根山
2002年頃から、湯釜付近の地震活動は、それ以前と比べ徐々に高まっており、これに先行して北側噴気地帯のガス組成に変化がたびたびみられています。また、それに伴い湯釜湖水の化学組成にも、高温の火山ガス由来の成分の増加がみられています。2014年及び2018年には、湯釜付近の浅部へ火山性流体が急激に注入されることによると考えられる火山性地震の多発などがみられ、GNSS連続観測でも、草津白根山の北西から西側の深部の膨張を示唆する変化が繰り返し観測され、それらは収縮に転じていません。また、本白根山では、2018年に水蒸気噴火が発生しました。
以上のように、草津白根山の火山活動は、中長期的にみると活発な状態になっており、今後、更に高まっていく可能性があります。草津白根山浅部の活動だけではなく、草津白根山の北西もしくは西側の地殻変動や周辺の地震活動にも注意していく必要があります。

白根山(湯釜付近)
2018年4月下旬から高まった状態となっていた湯釜付近浅部の火山活動は、9月上旬に地震活動が低調になるなど静穏な状態に戻りつつありましたが、9月下旬に地震活動が再び活発化するなど、再び火山活動は高まった状態になっているとみられます。引き続き、小規模な水蒸気噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
湯釜火口から概ね1kmの範囲では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

本白根山
鏡池北火口付近ごく浅部を震源とするBH型地震は徐々に減少し、2018年12月以降はほとんど観測されていません。鏡池北火口の北側の火口列からの噴気も観測されていません。火山活動は、現在のところ静穏な状態ですが、逢ノ峰付近では時々地震が発生しており、引き続き、火山活動の推移に注意する必要があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
本白根山鏡池付近から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。

霧島山
広域のGNSS連続観測では、2018年3月の新燃岳の噴火以降、霧島山を挟む基線での伸びは鈍化しているものの継続しています。2018年4月以降、硫黄山の周辺部、大幡山、獅子戸岳、韓国岳の周辺などでも地震活動が認められています。
広範囲の地震活動の活発化とGNSS基線の伸長は、霧島山深部のマグマだまりの蓄積を反映していると推定されることから、火山活動の推移を引き続き慎重に監視する必要があります。

えびの高原(硫黄山)周辺
硫黄山では、2018年4月27日以降、噴火は発生していません。2018年5月下旬以降、噴気・熱泥噴出活動は弱まった状態が続いていましたが、9月からやや活発化しています。硫黄山付近では、ごく微小な地震を含む火山性地震は概ねやや多い状態で経過しました。また、浅い所を震源とする低周波地震も引き続き発生しています。硫黄山近傍のGNSS基線や精密水準測量結果では、2018年4月19日の噴火に伴い山体の収縮を示す変動がみられましたが、6月上旬から再び伸びの傾向が継続しています。硫黄山では、火山活動が高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

新燃岳
新燃岳では2018年6月28日以降、噴火は観測されていません。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は2018年11月中旬頃から少なくなっていましたが、2019年2月25日から地震回数が増加し、火山活動がやや高まった状態となっています。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

諏訪之瀬島
御岳火口では、爆発的噴火が繰り返し発生しました。諏訪之瀬島では長期的に噴火を繰り返しており、今後も火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されます。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

阿蘇山
火山性地震や孤立型微動は多い状態で経過しており、中岳第一火口内の湯だまりはわずかに減少し、表面温度はやや上昇しています。火山ガス(二酸化硫黄)の放出量や火山性微動の振幅に緩やかな増大傾向がみられていましたが、2月に入り、更に増大しています。
火山活動はやや高まった状態で経過していますが、GNSS連続観測では、マグマだまりを挟む基線に特段の変化は認められていません。
【参考】噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)発表中
火口内では土砂や火山灰が噴出する可能性があります。また、火口付近では火山ガスに注意してください。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2019年02月26日16時30分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 新燃岳では、昨日(25日)08時頃から火山性地震が増加しており、小規模な噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
 
 昨日(25日)08時頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加し、現在も多い状態が継続しています。火山性微動は観測されていません。

 噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。

 本日(26日)、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が新湯温泉付近から実施した現地調査では、火口西側斜面の割れ目付近で噴気と熱異常域を確認しましたが、これまでの観測と比較して特段の変化は認められませんでした。
 
 2月24日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震    火山性微動
 2月24日          3回       0回
   25日         48回       0回
   26日15時まで    38回       0回

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、3月1日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年02月25日16時55分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 新燃岳では、本日(25日)08時頃から火山性地震が増加しており、小規模な噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、小規模な噴火が発生するおそれがあります。
 本日(25日)08時頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、本日00時から16時までに25回発生しました。
 火山性微動は観測されていません。
 
 2月24日00時からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
                火山性地震    火山性微動
 24日00時から24時まで     3回       0回
 25日00時から06時まで     3回       0回
    06時から12時まで    10回       0回 
    12時から16時まで    12回       0回
 
 噴煙の状況や傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
 
 明日(26日)、気象庁機動調査班(JMA-MOT)による現地調査を実施する予定です。調査結果については、改めてお知らせします。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、26日(火)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2019年02月25日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 2月22日から2月25日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山では、火山活動がやや高まった状態が継続しています。
 
 硫黄山の南側の噴気地帯では、噴気が300m以上に上がるなど活発な噴気・熱泥噴出活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が200m以上に上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。
 
 硫黄山付近では、火山性地震は概ね少ない状態で経過しています。浅い所を震源とする低周波地震が時々発生しています。火山性微動は観測されていません。また、硫黄山周辺でも火山性地震が時々発生しています。
 
 2月22日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震       火山性微動
  2月22日       7回 ( 4回)    0回
    23日      13回 ( 7回)    0回
    24日       3回 ( 2回)    0回
    25日15時まで  4回 ( 3回)    0回
                 ()内はごく微小な地震
 
 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で伸びの傾向が続いています。また、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは鈍化しているものの継続しており、火山活動の長期化も考えられます。
 
 硫黄山では、火山活動がやや高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、3月1日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。