【火山情報】

2020年07月27日16時10分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月24日から27日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、6月26日から山体膨張を示す緩やかな地殻変動が観測されています。
 
 今期間噴火は観測されていません。火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマの供給、蓄積が継続しており、中長期的に噴火活動が続く可能性があります。また、現在、山体膨張とみられる緩やかな地殻変動が観測されていることから、この膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、多量の噴煙を伴った噴火や爆発規模の大きな噴火が発生する可能性があります。今後の情報に留意してください。
 
 火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震 火山性微動   爆発
  7月24日       1回    0回   0回
    25日       2回    0回   0回
    26日       0回    0回   0回
    27日15時まで  0回    0回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、31日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月24日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月20日から24日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動のわずかに高まった状態が継続しています。
 
 火口直下を震源とする火山性地震は、やや多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
 
 火山性地震の回数は2019年11月以降増減を繰り返しています。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に留意してください。
 
 火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震
  7月20日        6回
    21日        4回
    22日       12回
    23日        5回
    24日15時まで  10回

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月24日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月20日から24日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、6月26日から山体膨張を示す緩やかな地殻変動が観測されています。
 
 21日に山麓で実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり600トン(前回7月13日、1100トン)とやや少ない状態でした。
 
 今期間噴火は観測されていません。火山性地震及び火山性微動は観測されていません。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマの供給、蓄積が継続しており、山体膨張とみられる地殻変動が観測されていることから、今後も噴火活動が継続する可能性があります。また、この山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、多量の噴煙を伴った噴火や爆発規模の大きな噴火が発生する可能性があります。今後の情報に留意してください。
 
 火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震 火山性微動   爆発
  7月20日       0回    0回   0回
    21日       0回    0回   0回
    22日       0回    0回   0回
    23日       0回    0回   0回
    24日15時まで  0回    0回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、27日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月20日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月17日から20日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動のわずかに高まった状態が継続しています。
 
 火口直下を震源とする火山性地震は、少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
 
 火山性地震の回数は2019年11月以降増減を繰り返しています。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に留意してください。
 
 火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震
  7月17日        1回
    18日        5回
    19日        1回
    20日15時まで   3回

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月20日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月17日から20日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、6月26日から山体膨張を示す緩やかな地殻変動が観測されています。
 
 今期間噴火は観測されていません。火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が長期的に多い状態であることや、山体膨張とみられる地殻変動が観測されていることから、今後も噴火活動が継続する可能性があります。また、この山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、多量の噴煙を伴った噴火や爆発規模の大きな噴火が発生する可能性があります。今後の情報に留意してください。
 
 火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震 火山性微動   爆発
  7月17日       1回    0回   0回
    18日       0回    0回   0回
    19日       0回    0回   0回
    20日15時まで  1回    0回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月17日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月13日から17日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動のわずかに高まった状態が継続しています。
 
 火口直下を震源とする火山性地震は、少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
 
 火山性地震の回数は2019年11月以降増減を繰り返しています。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に留意してください。
 
 火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震
  7月13日        2回
    14日        3回
    15日        6回
    16日        1回
    17日15時まで   1回

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月17日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月13日から17日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、6月26日から山体膨張を示す緩やかな地殻変動が観測されています。
    
 13日に山麓で実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり1100トン(前回7月2日、1300トン)とやや多い状態でした。

 今期間噴火は観測されていません。火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が長期的に多い状態であることや、山体膨張とみられる地殻変動がみられていることから、今後も噴火活動が継続する可能性があります。また、この山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、多量の噴煙を伴った噴火や爆発規模の大きな噴火が発生する可能性があります。今後の情報に留意してください。
 
 火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震 火山性微動   爆発
  7月13日       0回    0回   0回
    14日       0回    0回   0回
    15日       0回    0回   0回
    16日       1回    0回   0回
    17日15時まで  0回    0回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月13日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月10日から13日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動のわずかに高まった状態が継続しています。
 
 火口直下を震源とする火山性地震は、9日に一時的に増加しましたが、10日以降は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
 
 火山性地震の回数は2019年11月以降増減を繰り返しています。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に留意してください。
 
 火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震
  7月10日        9回
    11日        1回
    12日        6回
    13日15時まで   1回

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月13日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月10日から13日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、島内に設置している傾斜計及び伸縮計で、6月26日から山体膨張を示す緩やかな地殻変動が観測されています。
 
 この山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、多量の噴煙を伴った噴火や爆発規模の大きな噴火が発生する可能性があります。今後の情報に留意してください。
 
 南岳山頂火口では、今期間噴火は観測されていません。火山性地震は少ない状態で経過しています。小さな空振を伴う火山性微動が時々発生しました。
 
 桜島では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が長期的に多い状態であることや、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部へのマグマ供給が継続していることから、今後も噴火活動が継続する可能性があります。
 
 火山性地震、火山性微動、爆発の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
           火山性地震 火山性微動   爆発
  7月10日       4回    0回   0回
    11日       1回    0回   0回
    12日       1回    3回   0回
    13日15時まで  0回    0回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2020年07月10日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月6日から10日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動のわずかに高まった状態が継続しています。
 
 火口直下を震源とする火山性地震は、昨日(9日)以降、やや多い状態となっています。火山性微動は観測されていません。
 
 地殻変動観測では、火山活動に伴う特段の変化は認められません。
 
 火山性地震の回数は2019年11月以降増減を繰り返しています。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量の増加や、火口西側斜面の割れ目において噴気や地熱域が認められるなど、火山活動がわずかに高まった状態となっています。今後の情報に留意してください。
 
 火口直下を震源とする火山性地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震
  7月 6日        0回
     7日        0回
     8日        2回
     9日       19回
    10日15時まで   9回

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。