【火山情報】

2025年04月09日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 4月8日から9日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【火山活動の状況】
 新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は2024年10月下旬頃から増減を繰り返しており、4月4日から再び増加しています。前10日間の地震回数は非常に多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では特段の変化はみられません。
 
 昨日(8日)実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)は検出されませんでした。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の噴煙は最高で火口縁上10mまで上がりました。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、霧島山を挟む一部の基線で新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳では地震回数が非常に多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様の爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2025年04月08日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7日から8日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【火山活動の状況】
 新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は2024年10月下旬頃から増減を繰り返しており、4日から再び増加しています。前10日間の地震回数は非常に多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では特段の変化はみられません。
 
 本日(8日)新湯温泉付近から実施した現地調査では、新燃岳西側斜面の割れ目付近のわずかな地熱域の分布は、前回(3月5日)調査時より特段の変化は認められませんでした。また、西側斜面割れ目からの噴気も認められませんでした。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の噴煙は最高で火口縁上20mまで上がりました。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、霧島山を挟む一部の基線で新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳では地震回数が非常に多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様の爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(水)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2025年04月08日16時00分 発表

 本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(令和7年3月)を発表しました。その概要は以下のとおりです。詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

【火山活動の状況】
 警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和7年4月8日14時現在)。
 霧島山(新燃岳)では、30日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。また4月2日(期間外)に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)を切り替えました。
 焼岳では、3月4日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2025年04月07日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 4月4日から7日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【火山活動の状況】
 新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は2024年10月下旬頃から増減を繰り返しており、4日から再び増加しています。前10日間の地震回数は非常に多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では特段の変化はみられません。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の噴煙は最高で火口縁上50mまで上がりました。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、霧島山を挟む一部の基線で新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳では地震回数が非常に多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様の爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(火)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2025年04月04日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 4月2日から4日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【火山活動の状況】
 新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は2024年10月下旬頃から増減を繰り返しており、3月31日以降減少していますが、前10日間の地震回数は多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では特段の変化はみられません。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の噴煙は最高で火口縁上400mまで上がりました。新燃岳周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、霧島山を挟む一部の基線で新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳では地震回数が多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様の爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、7日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2025年04月02日11時10分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新燃岳では、さらなる火山活動の活発化は認められていませんが、引き続き新燃岳火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、3月30日に新燃岳近傍に設置している傾斜計で山体の膨張および収縮を示す地殻変動がみられ、継続時間が10分間程度の火山性微動も発生しましたが、その後は特段の変化はみられません。
 
 同日に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山活動の活発化を示す特段の変化はみられませんでした。
 
 監視カメラによる観測では、同日08時頃から10時頃にかけて新燃岳火口内の白色噴煙の量が一時的に増加しましたが、その後は特段の変化はみられません。新燃岳周辺の地熱域の状況にも特段の変化はみられません。
 
 新燃岳の火口直下を震源とする火山性地震は2024年10月下旬頃から増減を繰り返しており、3月28日から30日にかけて一時的に増加しました。31日以降減少していますが、前10日間の地震回数は多い状態となっています。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びが認められます。
 
 これらのことから、新燃岳火口から概ね3kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられるため、本日(2日)11時00分に火口周辺警報を発表し、警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小しました。
 一方、新燃岳では地震回数が多い状態で経過しており、GNSS連続観測では地下の膨張を示すと考えられる変化が認められていることから、引き続き火口から概ね3kmの範囲内に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様に爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【噴火警報】

2025年04月02日11時00分 発表

<霧島山(新燃岳)の火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を切替>
新燃岳では、さらなる火山活動の活発化は認められないことから、警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小します。
<噴火警戒レベル3(入山規制)が継続>

【火山活動の状況及び予報警報事項】
新燃岳では、3月30日に火山性地震の増加とともに、傾斜計で山体の膨張を示す地殻変動がみられましたが、その後火山性地震は減少し、さらなる山体の膨張を示す地殻変動は認められません。

同日に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山活動の活発化を示す特段の変化はみられませんでした。

監視カメラによる観測では、同日に新燃岳火口内の白色噴煙の量が一時的に増加しましたが、そのほかに特段の変化はみられません。

これらのことから、新燃岳火口から概ね3kmを超える範囲に影響を及ぼす噴火の可能性は低くなったと考えられるため、警戒が必要な範囲を概ね4kmから概ね3kmに縮小します。
地震回数が多い状態で経過しており、引き続き、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

【対象市町村の防災対応等】
以下の市町村で、「火口周辺警報:火口周辺警戒」が継続しています
 宮崎県小林市 宮崎県高原町 鹿児島県霧島市
以下の市町村で、「火口周辺警報:火口周辺警戒」が解除されました
 宮崎県都城市 宮崎県えびの市

【防災上の警戒事項等】
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね3kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね3kmの範囲では警戒してください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
2011年と同様の爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

【火山情報】

2025年04月01日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新燃岳火口から概ね4kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、2024年10月下旬頃から火口直下を震源とする火山性地震が増減を繰り返しており、3月28日から30日にかけて一時的に増加し、前10日間の地震回数は多い状態で経過しています。火山性微動は昨日(3月31日)以降は観測されていません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では、3月30日に山体の膨張および収縮を示す変動がみられましたが、その後は特段の変化はみられていません。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の噴煙は昨日から本日(4月1日)にかけて最高で200mまで上がりました。新燃岳火口周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳では、火口から概ね4kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね4kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね4kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様に爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、2日(水)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2025年03月31日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新燃岳火口から概ね4kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、2024年10月下旬頃から火口直下を震源とする火山性地震が増減を繰り返しており、3月28日から昨日(30日)にかけて一時的に増加し、前10日間の地震回数は多い状態で経過しています。火山性微動は本日(31日)は観測されていません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では、30日に山体の膨張および収縮を示す変動がみられましたが、その後は特段の変化はみられていません。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の噴煙は最高で火口縁上200mまで上がりました。新燃岳火口周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳の火山活動はさらに高まった状態となっています。新燃岳火口から概ね4kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね4kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね4kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様に爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4月1日(火)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2025年03月30日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 新燃岳火口から概ね4kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、2024年10月下旬頃から火口直下を震源とする火山性地震が増減を繰り返しており、3月28日から再び増加しています。前24時間の地震回数は100回を超え多い状態で経過しています。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計では、本日(30日)02時50分頃から山体の膨張を示す地殻変動がみられ、02時56分頃には継続時間が10分間程度の火山性微動も発生しました。03時頃には山体の収縮を示す変動に転じ、その後は特段の変化はみられていません。
 
 本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が新燃岳の南側山麓で実施した現地調査では、日射の影響を超える地熱域は確認されませんでした。また、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、上空の風が弱く算出できませんでした。
 
 監視カメラによる観測では、08時頃から新燃岳火口内の白色噴煙の量がわずかに増加し、10時頃には噴煙の高さが火口縁上200mまで達しました。新燃岳火口周辺の地熱域の状況に特段の変化は認められません。
 
 GNSS連続観測では、2024年11月頃から、新燃岳付近の地下の膨張を示すと考えられる基線のわずかな伸びが認められます。
 
 新燃岳の火山活動はさらに高まった状態となっています。新燃岳火口から概ね4kmの範囲では、大きな噴石などに警戒してください。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね4kmまで、火砕流が概ね2kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね4kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 2011年と同様に爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、31日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。