【火山情報】

2019年11月18日02時45分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、11月17日19時頃から火山性地震が増加しており、火山活動に高まりが認められますので、今後の活動の推移に注意してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、11月17日19時頃から火口直下を震源とする火山性地震が増加しており、18日02時30分までの24時間で15回発生しました。
 火山性微動は観測されていません。

 11月17日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

                火山性地震    火山性微動
 17日12時から24時まで    12回       0回
 18日00時から02時30分まで  3回       0回
 
 傾斜計等の観測データに特段の変化は認められません。
 
 監視カメラによる観測では、昨日(17日)20時以降、天候不良のため噴煙などの状況は不明です。
 
 新燃岳では、火山活動に高まりが認められますので、今後の活動の推移に注意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、火口内及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 なお、これまでの噴火により登山道等が危険な状態となっている可能性があるため、引き続き地元自治体等が行う立入規制等に留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、18日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。