【火山情報】

2026年07月20日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月17日から20日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しました。また同火口では、火映は観測されていません。
 
 昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動が時々発生しました。
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
               火山性地震   爆発
     7月 17日        5回   0回
        18日       10回   0回
        19日        9回   0回
        20日15時まで   7回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月17日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月10日から17日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石などに警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳火口では、2025年9月8日以降噴火は観測されていません。
 
 監視カメラによる観測で、新燃岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。新燃岳西側斜面の割れ目では、噴気は観測されていません。
 
 新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は、少ない状態で経過しています。火山性微動は6月14日以降観測されていません。
 
 GNSS連続観測では、霧島山を挟む一部の基線で、霧島山深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められていましたが、2025年12月中旬頃からは停滞しています。新燃岳付近の地下における膨張を示すと考えられる基線の伸びは、2025年7月以降は認められません。
 
 新燃岳では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が数百トン程度の状況が続いており、火山活動が高まった状態であることから、引き続き噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、24日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月17日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月13日から17日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、13日に噴火が2回発生し、噴煙は最高で火口縁上1700mまで上がりました。また同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。13日に火山性微動が発生しました。
 
 13日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり2200トン(前回7日、3000トン)と多い状態でした。
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
               火山性地震   爆発
     7月13日        9回   0回
       14日       18回   0回
       15日       10回   0回
       16日        8回   0回
       17日15時まで   4回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、20日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月13日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月10日から13日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、昨日(12日)夕方から本日(13日)にかけて噴火が4回発生し、噴煙は最高で火口縁上1700mまで上がりました。また同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動が時々発生しました。
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
               火山性地震   爆発
     7月10日        9回   0回
       11日        9回   0回
       12日        8回   0回
       13日15時まで   3回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月10日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月6日から10日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では噴火活動が続いています。
 
 南岳山頂火口では、7日にごく小規模な噴火が発生しました。また同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。7日に火山性微動が発生しました。
 
 7日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり3000トン(前回6月12日、1400トン)と非常に多い状態でした。
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
               火山性地震   爆発
     7月 6日        5回   0回
        7日       10回   0回
        8日        5回   0回
        9日       16回   0回
       10日15時まで   4回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月10日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 7月3日から10日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石などに警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳火口では、2025年9月8日以降噴火は観測されていません。
 
 監視カメラによる観測で、新燃岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上100mまで上がりました。新燃岳西側斜面の割れ目では、噴気は観測されていません。
 
 2日(期間外)に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり200トン(前回6月11日、100トン)とやや多い状態でした。
 
 新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は、少ない状態で経過しています。火山性微動は6月14日以降観測されていません。
 
 GNSS連続観測では、霧島山を挟む一部の基線で、霧島山深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められていましたが、2025年12月中旬頃からは停滞しています。新燃岳付近の地下における膨張を示すと考えられる基線の伸びは、2025年7月以降は認められません。
 
 新燃岳では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が数百トン程度の状況が続いており、火山活動が高まった状態であることから、引き続き噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、17日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月08日16時00分 発表

 本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(令和8年6月)を発表しました。その概要は以下のとおりです。詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

【火山活動の状況】
 警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和8年7月8日14時現在)。
 十勝岳では、18日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。
 阿蘇山では、21日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2026年07月06日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 7月3日から6日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。桜島では、山体膨張を示す地殻変動が観測されていましたが、現在その変化は概ね停滞しています。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、6月29日21時頃から7月1日頃にかけて島内の傾斜計及び伸縮計で、山体膨張を示す地殻変動が観測されていましたが、現在その変化は概ね停滞しています。

 桜島では、今期間噴火及び火映は観測されていません。

 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
               火山性地震   爆発
     7月 3日        3回   0回
        4日        4回   0回
        5日        3回   0回
        6日15時まで   2回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、10日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月03日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 6月26日から7月3日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石などに警戒してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳火口では、2025年9月8日以降噴火は観測されていません。
 
 監視カメラによる観測で、新燃岳火口では、白色の噴煙が最高で火口縁上200mまで上がりました。新燃岳西側斜面の割れ目では、噴気が最高で10mまで上がりました。
 
 新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は、少ない状態で経過しています。火山性微動は6月14日以降観測されていません。
 
 GNSS連続観測では、霧島山を挟む一部の基線で、霧島山深部の膨張を示すと考えられるわずかな伸びが認められていましたが、2025年12月中旬頃からは停滞しています。新燃岳付近の地下における膨張を示すと考えられる基線の伸びは、2025年7月以降は認められません。
 
 新燃岳では、火山ガス(二酸化硫黄)の1日あたりの放出量が数百トン程度の状況が続いており、火山活動が高まった状態であることから、引き続き噴火が発生する可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、10日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2026年07月03日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 6月29日から7月3日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。桜島では、山体膨張を示す地殻変動が観測されており、現在もその変化は維持されています。南岳山頂火口及び昭和火口から1kmを超えて飛散する大きな噴石や小規模な火砕流を伴う噴火が発生するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 桜島では、6月29日21時頃から島内の傾斜計及び伸縮計で、山体の膨張を示す地殻変動が観測されていましたが、7月1日頃からその変化は概ね停滞しています。6月29日からの山体の膨張を示す地殻変動は現在も維持されています。
 
 南岳山頂火口では、6月29日にごく小規模な噴火が発生しました。また同火口では、夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 昭和火口では、噴火及び火映は観測されていません。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。火山性微動は6月29日に発生しました。
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)を挟む基線で長期にわたり姶良カルデラの地下深部の膨張を示す緩やかな伸びがみられています。
 
 桜島では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部にマグマが長期にわたり蓄積した状態であり、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量も概ね多い状態であることから、今後も噴火活動が継続すると考えられます。今後の火山情報に注意してください。
 また、南岳山頂火口または昭和火口において、現在も維持されている山体膨張が一度に解消されるような噴火が発生すると、桜島島内を中心に多量の降灰を伴う可能性があります。降灰や小さな噴石の落下が予想される範囲は、気象庁から発表される降灰予報を活用ください。
 
 火山性地震、爆発の回数は以下のとおりです。なお、火山性地震の回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
             火山性地震   爆発
   6月29日       10回   0回
     30日       13回   0回
    7月1日        7回   0回
      2日        5回   0回
      3日15時まで   1回   0回

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、6日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。