三重県における豚熱の患畜の確認について

三重県伊賀市の農場において、豚熱の患畜が確認されました(12月29日農水省情報)。

【発生農場の概要】
農場所在地:三重県伊賀市
飼養状況:6,600頭

【経緯】
(1)三重県は、同県伊賀市の農場から、飼養豚の死亡数増加の通報を受け、昨日(12月28日(月曜日))当該農場に立ち入り、病性鑑定を実施しました。
(2)三重県の検査により豚熱の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門(注)で精密検査を実施したところ、本日(12月29日(火曜日))、豚熱の患畜であることが判明しました。
(注)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門:国内唯一の動物衛生に関する研究機関

豚飼養農家の皆さまにおかれましては次の5項目の対策の徹底をお願いします。
① 農場に出入りする畜産関係車両の、入退場時の消毒を徹底。
※と畜出荷の際は、と畜場内での車両の水洗・消毒。
② 豚を外部導入する際は導入元周辺での豚熱の発生状況等の十分な確認
③ 外部導入した豚の隔離と健康観察。
④ 野生動物侵入防止対策を含めた飼養衛生管理基準の遵守。
⑤ 特定症状(紫斑、異常豚や死流産の増加、死亡豚の増加等)が認められた 場合の家畜保健衛生所への通報
 
 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
 ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
 登録手順 https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/kurashi/bosai/manual.html