【国内90例目】栃木県内の養豚農場における豚熱の患畜の確認について

内  容
 栃木県栃木市の養豚農場において、豚熱の患畜が確認されました(2月16日農水省情報)。

90例目農場
【農場の概要】
所在地:栃木県栃木市
飼養状況:約1,100頭
疫学関連施設:栃木県芳賀市(1施設)

【経緯】
(1)栃木県は、昨日(2月15日(木曜日))、同県栃木市の農場から、飼養豚で異常が見られる旨の通報を受け、当該農場に立ち入り、病性鑑定を実施しました。
(2)栃木県の検査により豚熱の疑いが生じたため、農研機構動物衛生研究部門(注)で精密検査を実施したところ、本日(2月16日(金曜日))、豚熱の患畜であることが判明しました。

(注)国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門:国内唯一の動物衛生に関する研究機関

豚飼養農家の皆さまにおかれましては次の4項目の対策の徹底をお願いします。
① 農場に出入りする畜産関係車両の、入退場時の消毒を徹底。
※と畜出荷の際は、と畜場内での車両の水洗・消毒の徹底。
② 外部導入した豚の隔離と健康観察。
③ 野生動物侵入防止対策を含めた飼養衛生管理基準の遵守。
④ 特定症状(紫斑、異常豚や流死産の増加、死亡豚の増加等)が認められた場合の家畜保健衛生所への早期通報。

 伝染病から家畜の命を守るのはあなた自身です。周りの方にも呼びかけ、日本一安全・安心な畜産県を目指しましょう。

【問い合せ先 宮崎県家畜防疫対策課 0985-26-7139】
 ※皆様の周りの防災メール未加入の方へ加入を呼びかけましょう。
 登録手順
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri/bosai/chishiki/manual.html
 農政水産部では「ひなたMAFiN」により県の農林水産業について情報発信を行っています。
 農場消毒の方法等、役立つ情報を 発信していますので下記リンクよりご活用ください。
https://hinatamafin.pref.miyazaki.lg.jp/soshiki/kachikuboekitaisakuka/toriinnfuruennza/1634.html