【火山情報】

2023年11月03日16時00分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。今後の情報に注意してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、火山活動はやや高まっています。火山性地震は、10月25日から本日(3日)15時までの10日間で237回(速報値)発生しています。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳では、噴煙等の状況に特段の変化は認められませんが、火山性地震が増加しており、今後火山活動がさらに高まる可能性があります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、4日(土)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年11月02日16時00分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。今後の情報に注意してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、火山活動はやや高まっています。火山性地震は、10月24日から本日(2日)15時までの10日間で245回(速報値)発生しています。
 
 昨日(1日)に気象庁機動調査班(JMA-MOT)が実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は1日あたり100トン(前回10月10日、40トン)とやや少ない状態でした。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳では、噴煙等の状況に特段の変化は認められませんが、火山性地震が増加しており、今後火山活動がさらに高まる可能性があります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、3日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年11月01日16時00分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。今後の情報に注意してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、火山活動が次第に高まってきています。火山性地震は、10月23日から本日(1日)15時までの10日間で236回(速報値)発生しています。
 
 本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が新湯温泉付近及び高原町か
ら実施した現地調査では、これまでの観測と比較して、新燃岳火口付近、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められませんでした。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳では、噴煙等の状況に特段の変化は認められませんが、火山性地震が増加しており、今後火山活動がさらに高まる可能性があります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、2日(木)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年10月31日17時00分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しています。火山活動がさらに高まった場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げる可能性があります。今後の情報に注意してください。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火口直下の浅いところを震源とする火山性地震が増加しており、火山活動が次第に高まってきています。火山性地震の発生回数は、本日(31日)までの前10日間で250回を超えています。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳では、噴煙等の状況に特段の変化は認められませんが、火山性地震が増加しており、今後火山活動がさらに高まる可能性があります。今後の火山活動に関する情報に注意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11月1日(水)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年10月30日11時10分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 新燃岳では、20日以降火口直下を震源とする火山性地震がやや増加しています。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、20日以降火口直下のごく浅いところから深さ1km付近を震源とする火山性地震がやや増加しています。火山性地震の発生回数は、本日(30日)までの前10日間で200回を超え、やや多い状態となっています。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内、新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況及びその周辺の地熱域に特段の変化は認められません。
 
 新燃岳近傍に設置している傾斜計には、特段の変化は認められません。
 
 GNSS連続観測では、霧島山を挟む基線において、2022年11月頃から、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる伸びがみられていましたが、2023年4月以降は停滞しています。なお、新燃岳を挟む一部の基線においても、2022年6月以降は停滞しています。
 
 新燃岳では、火山性地震がやや増加しており火山活動がわずかに高まった状態であることから、今後の火山活動に関する情報に留意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11月3日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年10月10日16時00分 発表

 本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(令和5年9月)を発表しました。その概要は以下のとおりです。詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

【火山活動の状況】
 警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和5年10月10日14時現在)。
 噴火浅根では、21日に噴火予報を発表して噴火警報(周辺海域警戒)を解除し、火山現象に関する海上警報を解除しました。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2023年09月08日16時00分 発表

 本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(令和5年8月)を発表しました。その概要は以下のとおりです。詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

【火山活動の状況】
 警報・予報事項に変更のあった火山はありません(令和5年9月8日14時現在)。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2023年08月30日11時00分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 昨日(29日)、新燃岳の西側約2kmのやや深いところを震源とする地震が一時的に増加しましたが、その後、火山活動の高まりは認められません。

【火山活動の状況】
 昨日(29日)17時頃から19時頃にかけて、新燃岳の西側約2kmのやや深いところを震源とする地震が一時的に増加しました。このうち、17時43分頃に発生した地震では、霧島市横川町で最大震度1を観測しました。
 昨日20時以降、同領域で地震は観測されていません。新燃岳火口直下を震源とする火山性地震は少ない状態で経過しています。
 
 地殻変動観測では、火山活動によると考えられる特段の変化は認められません。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の状況は雲のため不明です。新燃岳西側斜面割れ目付近の噴気の状況に特段の変化は認められません。
 
 これらのことから、火山活動の高まりは認められません。
 
 昨日からの新燃岳の西側約2kmのやや深いところを震源とする地震の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
              地震回数
  8月29日        19回
    30日10時まで    0回

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年08月29日18時32分 発表

<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 本日(29日)、新燃岳の西側約2kmを震源とする最大震度1の地震が発生しました。

【火山活動の状況】
 本日(29日)17時頃から18時頃にかけて、新燃岳の西側約2kmを震源とする地震が15回(速報値)発生しました。このうち、17時43分頃に発生した地震では、霧島市横川町で最大震度1を観測しました。
 18時以降、地震は観測されていません。火山性微動は観測されていません。
 
 地殻変動観測では、火山活動によると考えられる特段の変化は認めらません。
 
 監視カメラによる観測では、新燃岳火口内の様子は雲のため不明です。西側斜面割れ目付近の噴気の状況には特段の変化は認められません。
 
 今後の火山活動に関する情報に留意してください。

【防災上の警戒事項等】
 活火山であることから、新燃岳火口内、火口縁及び西側斜面の割れ目付近では、火山灰の噴出や火山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2023年08月08日16時00分 発表

 本日、全国の活火山の活動状況や警戒事項を取りまとめた月間火山概況(令和5年7月)を発表しました。その概要は以下のとおりです。詳しくは月間火山概況及び火山活動解説資料を参照ください。

【火山活動の状況】
 警報・予報事項に変更のあった火山は以下のとおりです。その他の火山では、警報・予報事項に変更はありません(令和5年8月8日14時現在)。
 口永良部島では、10日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベル3(入山規制)を切り替え、古岳火口から概ね2kmの範囲をこれまでの警戒範囲に追加しました。
 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)では、7日に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引き上げました。

【防災上の警戒事項等】