【火山情報】

2018年11月05日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 11月2日から11月5日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。桜島では、噴火活動は低調に経過していますが、再び活発化するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、噴火が2回発生し、このうち1回が爆発的噴火でした。噴煙が最高で火口縁上2600mまで上がり、弾道を描いて飛散する大きな噴石が最大で8合目(南岳山頂火口より500mから700m)まで達しました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。継続時間の短い火山性微動が時々発生しました。
 
 11月2日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動 爆発的噴火
 11月 2日       16回    2回    0回
     3日       19回    0回    1回
     4日       10回    0回    0回
     5日15時まで   2回    0回    0回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは2018年3月頃から停滞していますが、長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態です。
 
 桜島では、噴火が時々発生する程度で推移していますが、再び活発化するおそれがあります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、9日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年11月03日16時05分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 硫黄山では、本日(3日)10時頃から火山性地震が増加しています。

【火山活動の状況】
 硫黄山付近では、本日(3日)10時頃からごく微小な地震を含む火山性地震が増加しており、15時までに80回発生しました。火山性地震が1日に80回以上となったのは、2018年4月17日(104回)以来です。また、浅い所を震源とする低周波地震も時々発生しています。火山性微動は観測されていません。

 本日、噴煙は白色で稜線上50mまで上がっています。その他、傾斜計等の観測データに特段の変化は認められません。

 10月31日からの火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数(速報値)は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

                 火山性地震     火山性微動
 10月31日            25回(12回)   0回
 11月 1日            24回(14回)   0回
     2日            35回(22回)   0回
     3日00時から10時まで  12回( 8回)   0回
       10時から15時まで  68回(51回)   0回
                     ()内はごく微小な地震

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年11月02日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 10月29日から11月2日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山の南側の噴気地帯では、噴煙が200mまで上がるなど活発な噴気・熱泥噴出活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が100mまで上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。

 10月29日に実施した現地調査では、硫黄山付近及び硫黄山の西側500m付近の噴気や熱異常域に特段の変化は認められませんでした。また、硫黄山の西側500m付近の噴気地帯からは熱水が流出し、西側へ流下しているのを確認しました。

 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で伸びの傾向が続いています。また、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは継続しており、火山活動の長期化も考えられます。

 硫黄山付近の火山性地震はやや多い状態で経過し、硫黄山周辺での火山性地震も時々発生しています。浅い所を震源とする低周波地震は引き続き発生しています。火山性微動は観測されていません。

 10月29日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

           火山性地震       火山性微動
 10月29日      20回 (11回)    0回
    30日      25回 (14回)    0回
    31日      25回 (12回)    0回
 11月 1日      24回 (14回)    0回
     2日15時まで 19回 (12回)    0回
                 ()内はごく微小な地震

 硫黄山では、火山活動がやや高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年11月02日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 10月29日から11月2日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動がやや高まった状態が継続しています。
 火口直下を震源とする火山性地震は概ねやや多い状態で経過しました。火山性微動は観測されていません。
 
 白色の噴煙が火口縁上100m以下で経過しました。
 
 傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
 
 10月29日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動
 10月29日       38回    0回
    30日       41回    0回
    31日       19回    0回
 11月 1日       17回    0回
     2日15時まで  14回    0回
 
 GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは継続しており、火山活動の長期化も考えられます。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
 なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年11月02日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月29日から11月2日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。桜島では、噴火活動は低調に経過していますが、再び活発化するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、30日10時22分に噴火が発生し、噴煙は火口縁上1000mまで上がりました。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。継続時間の短い火山性微動が時々発生しました。
 
 10月29日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動 爆発的噴火
 10月29日        1回    5回    0回
    30日        8回    6回    0回
    31日        2回    0回    0回
 11月 1日        1回    0回    0回
     2日15時まで   6回    1回    0回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは2018年3月頃から停滞していますが、長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態です。
 
 桜島では、噴火活動は低調に経過していますが、再び活発化するおそれがあります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、5日(月)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年10月31日18時00分 発表

本日、第142回火山噴火予知連絡会において、前回(第141回、平成30年6月20日)以降の全国の火山活動について以下のとおり評価を行いました。また、参考として気象庁が発表している噴火警報・予報(噴火警戒レベル)についても併せてお知らせします。

【火山活動の状況】
桜島
桜島の南岳山頂火口では活発な噴火活動が継続していましたが、9月下旬から活動がやや低下しています。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
昭和火口及び南岳山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。

口永良部島
口永良部島では、8月上旬に火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加するとともに、新岳火口付近のごく浅い場所を震源とする火山性地震が増加しました。また、8月15日に新岳の西側山麓のやや深い場所で規模のやや大きな地震が発生しました。8月下旬に実施した水準測量では、2015年5月と同程度の隆起が観測されています。これらのことから、口永良部島にはマグマが貫入したと考えられ、火山活動は高まった状態になりました。
10月19日未明に、新岳火口で微弱な火映を観測しました。10月21日18時31分に新岳火口で、ごく小規模な噴火が発生し、その後同程度の噴火が断続的に発生しています。今後、地下のマグマに動きがあれば、活動が更に活発化する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)発表中
新岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。

吾妻山
5月頃から、大穴火口付近の隆起・膨張を示す地殻変動が継続しています。7月22日の火山性微動発生以降、地殻変動の変化率が増加するとともに、火山性微動が繰り返して発生し、大穴火口付近浅部の地震活動が活発化しています。火山活動が高まった状態はしばらく継続すると考えられ、今後、小規模な噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
大穴火口から概ね1.5kmの範囲では噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

草津白根山
1月23日に本白根山が噴火した直後から増加した本白根山鏡池北火口付近のごく浅部を震源とする火山性地震の発生頻度は減少しましたが、現在も継続しています。
白根山(湯釜付近)では、4月及び9月には浅部を震源とする火山性地震が多発しました。また、湯釜湖水に高温の火山ガスに由来する成分の増加がみられるなど、湯釜付近浅部の火山活動も活発化しています。
GNSS連続観測では、2018年はじめから草津白根山の北西から西側の深部の膨張を示唆する変化が捉えられています。4月及び9月の湯釜付近浅部の地震活動が活発化した際に、草津白根山の西側のやや深部の膨張を示唆する傾斜変動が観測されました。また、10月には草津白根山の北西数kmを震源とする地震活動の高まりが認められました。
草津白根山の火山活動は、消長を繰り返しつつも次第に高まっていく可能性があります。中長期的な視点も入れて、浅部の活動だけではなく、草津白根山の北西もしくは西側の地殻変動や周辺の地震活動にも注意していく必要があります。

白根山(湯釜付近)
4月下旬から高まった状態となっていた湯釜付近浅部の火山活動は、9月上旬に地震活動が低調になるなど静穏な状態に戻りつつありましたが、9月下旬に地震活動が再び活発化するなど、再び高まった状態になっているとみられます。今後、小規模な水蒸気噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
湯釜火口から概ね1kmの範囲では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

本白根山
鏡池北火口付近ごく浅部を震源とするBH型地震は、6月から8月にかけて発生頻度が高まるなど、その活動は継続しています。また、逢ノ峰付近でも時々地震が発生するなど、火山活動が再び活発化する可能性も否定できないことから、当面は火山活動の推移に注意する必要があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
本白根山鏡池付近から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。

西之島
火山活動に明らかな低下が認められ、噴火の可能性は低くなっているものの、火口付近に噴気や高温領域が確認されており、今後の火山活動の推移に注意が必要です。
【参考】火口周辺警報(火口周辺危険)発表中
火口から概ね500mの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

硫黄島
地殻変動や地震活動、噴気の状態など火山活動はやや活発な状態が続いており、今後も小規模な噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(火口周辺危険)発表中
従来から小規模な噴火が発生した地点およびその周辺では警戒してください。

霧島山
広域のGNSS連続観測では、3月の新燃岳の噴火以降、霧島山を挟む基線での伸びが継続しています。4月以降、新燃岳や硫黄山以外に、大幡池、獅子戸岳、韓国岳などでも地震活動が認められました。
広範囲の地震活動の活発化とGNSS基線の伸長は、霧島山深部のマグマだまりの蓄積を反映していると推定されることから、活動の長期化も考えられます。火山活動の推移を引き続き慎重に監視する必要があります。

えびの高原(硫黄山)周辺
硫黄山付近の噴気・熱泥噴出活動は引き続き活発です。水準測量・GNSS連続観測では硫黄山を中心に膨張の傾向が2017年10月以降続き、2018年4月の噴火時には一旦収縮したものの、その後は更に膨張傾向が続いています。硫黄山直下の浅い所を震源とする火山性地震は5月下旬頃から増加しています。今後も、ごく小規模な噴火の可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

新燃岳
新燃岳では6月28日以降、噴火は観測されていません。火山性地震はやや多い状態が続いており、低周波地震も時々発生しています。また、傾斜変動を伴う火山性微動が発生するなど、火山活動はやや高まった状態が続いていることから、大きな噴石の飛散や火砕流を伴う噴火が発生する可能性があります。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する噴火の可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

諏訪之瀬島
御岳火口では、6月と9月に噴火が発生し、このうち6月には爆発的噴火が1回発生しました。諏訪之瀬島では長期的に噴火を繰り返しており、今後も火口周辺に影響を及ぼす程度の噴火が発生すると予想されます。
【参考】火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)発表中
火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

【防災上の警戒事項等】

【火山情報】

2018年10月29日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 10月26日から10月29日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山の南側の火孔では、噴煙が100mまで上がるなど活発な噴気活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が60mまで上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。

 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で、6月上旬から伸びの傾向が続いています。また、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは継続しており、火山活動の長期化やさらなる活発化の可能性もあります。

 硫黄山付近の火山性地震は概ねやや多い状態で経過し、硫黄山周辺での火山性地震も時々発生しています。浅い所を震源とする低周波地震は引き続き発生しています。火山性微動は観測されていません。

 10月26日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

           火山性地震       火山性微動
 10月26日      26回 (16回)    0回
    27日      15回 ( 5回)    0回
    28日      20回 ( 8回)    0回
    29日15時まで  9回 ( 3回)    0回
                 ()内はごく微小な地震

 硫黄山では、火山活動がやや高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11月2日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年10月29日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 10月26日から10月29日15時までの新燃岳の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 新燃岳では、火山活動がやや高まった状態が継続しています。
 火口直下を震源とする火山性地震は概ねやや多い状態で経過しています。火山性微動は観測されていません。
 
 白色の噴煙が火口縁上100m以下で経過しました。
 
 傾斜計の観測データに特段の変化は認められません。
 
 10月26日からの火山性地震、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動
 10月26日        7回    0回
    27日       15回    0回
    28日       18回    0回
    29日15時まで  29回    0回
 
 GNSS連続観測では、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは継続しており、火山活動の長期化やさらなる活発化の可能性もあります。

【防災上の警戒事項等】
 弾道を描いて飛散する大きな噴石が新燃岳火口から概ね2kmまで、火砕流が概ね1kmまで達する可能性があります。そのため、新燃岳火口から概ね2kmの範囲では警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
 地元自治体等が行う立入規制等にも留意してください。また、地元自治体等が発表する火山ガスの情報にも留意してください。
 なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11月2日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年10月29日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>
 10月26日から10月29日15時までの桜島の活動状況をお知らせします。桜島では、ごく小規模な噴火が時々発生する程度で推移していますが、再び活発化するおそれがあります。

【火山活動の状況】
 南岳山頂火口では、ごく小規模な噴火が時々発生しています。
 
 火山性地震は少ない状態で経過しています。継続時間の短い火山性微動が時々発生しました。
 
 10月26日からの火山性地震、火山性微動、爆発的噴火の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。
 
            火山性地震 火山性微動 爆発的噴火
 10月26日        9回   15回    0回
    27日       10回    1回    0回
    28日        4回   11回    0回
    29日15時まで   1回    4回    0回
 
 GNSS連続観測では、姶良カルデラ(鹿児島湾奥部)の地下深部の膨張を示す基線の伸びは2018年3月頃から停滞していますが、長期にわたり供給されたマグマが蓄積した状態です。
 
 桜島では、ごく小規模な噴火が時々発生する程度で推移していますが、再び活発化するおそれがあります。

【防災上の警戒事項等】
 南岳山頂火口及び昭和火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るため注意してください。
 爆発的噴火に伴う大きな空振によって窓ガラスが割れるなどのおそれがあるため注意してください。なお、今後の降灰状況次第では、降雨時に土石流が発生する可能性がありますので留意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11月2日(金)16時頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

【火山情報】

2018年10月26日16時00分 発表

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 10月22日から10月26日15時までの硫黄山の活動状況をお知らせします。

【火山活動の状況】
 硫黄山の南側の火孔では、噴煙が300mまで上がるなど活発な噴気活動が続いています。また、硫黄山の西側500m付近では、噴気が200mまで上がりました。硫黄山南監視カメラでは、引き続き硫黄山の南側の湯だまりを確認しています。

 22日に、海上自衛隊第1航空群の協力により実施した上空からの観測では、硫黄山の南側の火孔での活発な噴気活動のほか、硫黄山周辺の噴気活動も続いていることを確認しました。

 GNSS連続観測では、硫黄山近傍の基線で、6月上旬から伸びの傾向が続いています。また、霧島山の深い場所でのマグマの蓄積を示すと考えられる基線の伸びは継続しており、火山活動の長期化やさらなる活発化の可能性もあります。

 硫黄山付近の火山性地震は概ねやや多い状態で経過し、硫黄山周辺での火山性地震も時々発生しています。浅い所を震源とする低周波地震は引き続き発生しています。火山性微動は観測されていません。

 10月22日からの硫黄山付近の火山性地震(ごく微小な地震を含む)、火山性微動の回数は以下のとおりです。なお、回数は速報値であり、精査の結果、後日変更することがあります。

           火山性地震       火山性微動
 10月22日      19回 (10回)    0回
    23日      33回 (18回)    0回
    24日      27回 (13回)    0回
    25日      20回 ( 6回)    0回
    26日15時まで 12回 ( 7回)    0回
                 ()内はごく微小な地震

 硫黄山では、火山活動がやや高まった状態が継続しており、ごく小規模な噴火の可能性があります。

【防災上の警戒事項等】
 えびの高原の硫黄山から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石(火山れき)が遠方まで風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(月)16時00分頃に発表の予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。